2010年09月18日

行ってきました、ポルトガル。(その2)

スペインとポルトガルの国境である川を超えてしばらくしたところで、バスは道路右にそれた。低い建物の前の駐車スペースに止まると、「!Buenos dias!」と声をかけながらおじさんが乗ってきた。ウェルバを出発したあとはタヴィラまでノンストップのはずだと思ったけど、まあ、いいか。

ぼーっとしてたのだが、ちょっとして事情が飲み込めた。さっきバスに乗り込んでたおじさんって、入国管理の人じゃないの。前から順番にパスポートを確認している。2005年にメリダから陸路でポルトガルに入国したときは、素通りだった。EU統合したから入国審査なんてものはなくなったのかと思い込んでいた。国境の川をフェリーで渡る場合には抜き打ちでIDチェックがあると聞いてたけど、陸路は入国審査があったのね。

20100816-DSC_5448.jpg

ポルトガルもスペインもEU加盟国なので、EU人は自国が発行した身分証明書を携帯していればEU間の移動は問題ない。ワタシはスペインの外国人登録証のような居住許可証はいつも財布に携帯している。今回は一応外国に行くのでパスポートを持ってこようと思っていたのに、実は別荘に忘れてきてしまっていたのねん。

もしや、ここで足止めされたらどうしよう。ひとりだけバスから降ろされちゃうのだろうか。数年前、アムトラックでカナダのモントリオールからNYに帰ってくるとき、アメリカへの入国審査の際に何人もの人が列車を降ろされていたのを思い出して、ちょっと冷や汗。

ダンナは、入国管理のおじさんにスペイン発行の身分証明書だけ見せて、それでOK。ワタシは、居住許可証(NIE)だけ見せた。パスポートを見せてと言われたけど、お見せすることができないんざますよ。横からダンナが、「忘れちゃったんです。NIEではいけませんか」と助け舟を出してくれた。おじさんは、しかたないねえというような顔をして、

NIEはパスポートと常に携帯することで効力を持つんです。今度は忘れないように」

と言ったそうだ(←理解出来ていないワタクシ・・・)。そして、キョトっとしているワタシを見て、同じことをポルトガル語で繰り返した、とのこと。ポルトガル語で言われたら、もっとわかりませんがな。でも、とりあえず無事に入国は許可された模様。

おじさんたちは去ってゆき、誰も途中下車することなくバスは次の停車駅、タヴィラヘ向かって走り始めたのでした。


・・・続く・・・


posted by かろりな at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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